「GREENS」~ベジタリアンレストラン~
2009年 03月 27日
先日のホワイトデーに夫くんに連れて行ってもらいました。
事前にshinaさんブログを夫くんに見せて、「肉食の人も満足できるって!!」と説得。
見事、OKの返事をもらいました♪
わくわく。
当日は残念ながら雨でしたが、食事をし始めたら我が夫婦には奇跡的に!!雨が上がりました。
ゴールデンゲートブリッジが見える場所にあるのです。
夫くんの秘書さんからも
「景色がとてもいいので、是非行ってみてね!」とオススメいただいていたレストランでした。
さて、料理はというと、もちろん全てべジタリアン料理です。
お肉を使わない料理ですが、チーズ等の乳製品は使っています。
アメリカに来てから、動物保護団体の過激なCMや、オレンジページの表紙裏の日本ハムの広告のかわいい子豚さんを見てから、
(日本ハムは「大事に”おいしく”育てた豚を使ったハムですよ」ということを伝えたいのでしょうが、私には微妙に逆効果で、肉を見ると罪悪感を感じるようになり始めています・・・。涙)
ベジタリアン料理に興味を持ち始めていたので、私にはもってこいのレストランなのでした。
さて、前菜に、夫くんはスープ、私はおそらくポテトのケーキを。
このポテトのケーキは問題なく美味しかったです。
ですが、肉食の夫くんは、肉を使用していないというだけで「美味しい」というのがなんだか悔しそう。
メインは、夫くんがカレー、私は大きなマッシュポテトにお肉ではなく何かを詰め込んだ(既に忘れてしまった・・・)お料理を。
やっぱりお野菜が美味しく感じました。
お腹に満足感を与えるポテト料理も、他のお店よりもかなり美味しく調理しているように思います。
が、やはり「お肉」という名のものを愛する夫くんは「美味しい」とは言わず。
(はい。だいぶ、ガンコ者なんです。)
デザートは、「バニラアイスクリームONLY」と「バニラアイスクリーム&アップルクランチ」。
「バニラアイスクリーム&アップルクランチを2人でシェアしよう!」と提案したら
「僕がアイスで、ユキがアップルクランチでいい?」とわけのわからないことを言い始めたので、
2つオーダー。ベジタリアン料理でとうとうキレたか!?
店内は天井は倉庫のような感じですが、陽もいっぱい入り、人気なのがよくわかるお店でした。
私は安心して何でも食べれるので、かなりお気に入り。
ですが・・・。
ガンコな肉食の人とは行かない方が良いかも・・・ ( ノω-、) ううっ・・・。
今度はお友達と行きたいと思います。
「食育」という言葉がありますが、食がどういう経路を辿って食卓に上がるかということも学んで、
食材に対する感謝の心も学ぶ必要があるのだろうな、と思います。
私は、スーパーで切り身になったお肉を、いざ、まな板の上に置いて、自分の手で触ったりしているので余計に感じてしまうのかもしれませんが・・・、夫くんは「出来上がった料理」しか見ません(料理の過程は「見たくない」らしいです。たぶん触れないのだと思います・・・。)。
男子、厨房に入らず!はいかん!!
いつかの機会に、是非我が夫くんにも手にとって実感していただきたいと思いました。
ちなみに、この間、英語学校の授業の中で
サンクスギビングにターキーを多くのアメリカ人が購入するけれども、どうやってターキーを殺しているか知っているか?という新聞記事が教材で出ました。
ターキーの足をまとめて縛って、オートマティックのカッターで一気にカットしていくそうです・・・。
そんな残酷な方法なのに、まだ購入するつもりですか?という問いかけ文でした。
先生は
「みなさんは、お肉が食卓に上がったときに、お肉に対して何か特別な感情を持ちますか?」
と。
ある韓国人の女の子は(特にこの子は大学の専攻が「食」でした)
「ありがたくいただくという気持ちを忘れてはいけない。」と。
うん、納得。日本人もだから毎食「いただきます。」って言うもんね。
に、対し、多くのみんなは「別に何も。」と。
そして、逆に「牛はどうやって殺しているの?」と質問。
先生から
「アメリカでは、窒息させているんだよ。」と・・・。
その時点で、だんまりしていた私に、「ユキはどう思う?」と質問が。
・・・・・。
「肉を食べないでも生きていける動物は、みなベジタリアンになれればいいのにと思います。」と回答。
みんなに笑われてしまったけれど、いや、本当に毎日食べなくても、
時々、そう、必要最小限でいいと思うーー。
でも、この間、ベジタリアンの人が、
「牛を見たら「おいしそう」、本当はそう思うのが普通なのよ、私のように考える人は普通じゃない。」と言っていました。
うん。その意見も納得。
しばらくは毎食、葛藤が続きそうです。
レストラン入り口に飾られていたお花。
ちょっと日本風。